治未病

治未病

東洋医学的な考え方に、「治未病」という考え方があります。
中国の「黄帝内経素問」という書物の中に、「聖人は未病を治す」と書かれています。未病とは、発病にまで至らないが軽い症状がある状態をさします。簡単に言うと、軽いうちに治しておけば病気にかからないということになります。
実際には、どういう病気でも、軽いうちに異常を見つけて予防していけば、病気にかからないというわけではないでしょうが、病気になることを遅らせたり病気になっても症状が何もしなかったよりは良い状態にもっていくことも可能だと思います。
最近、高齢者ができる限り要介護状態に陥らないように健康で生き生きとした生活を送れるように支援するプログラムに、筋トレなどの介護予防トレーニングがありますが、これも一つの治未病といえると思います。
この「治未病」を目指して鍼灸治療やマッサージを生活の中にいれたり、適度な運動、バランスの摂れた食事などを気をつければ充実した生活が送れると思います。
マッサージや鍼灸治療は、筋肉の緊張をほぐしたり、疲労回復、体性内臓反射、血行促進などの効果が期待でき、「治未病」を助けます。
からだの調子がすこし優れないなと感じたときにでも早めにマッサージや鍼灸治療をおすすめします。痛み・苦痛のない快適な日常の生活を送れるようお手伝いが出来ればと思っております。

 

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